龍蔵寺のご本尊様、阿弥陀如来様の両脇を固める脇侍は、観音菩薩様（向かって右側）と地蔵菩薩様です。普通、阿弥陀三尊と言えば、観音・勢至なのですが、龍蔵寺では地蔵菩薩様となっています。
地蔵菩薩様は、釈尊入滅から弥勒菩菩薩様の出現までの間、現世に佛が不在となってしまうことから、その間六道を輪廻する衆生を救うため、現世に残った菩薩様です。そのため、僧侶の姿をしています。
なぜ龍蔵寺では地蔵菩薩様なのか。は定かではありませんが、二十八種利益があると言われており、厳しい東国で生きる人々の信仰を集めたのかも知れません。
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