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NHKのサイトに、日本の幸福度の記事を発見
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130529/k10014912801000.html

それによると日本は21位。対象はOECD加盟国にロシアとブラジルを加えた合わせて36か国なので先進国が中心。下の方だなあ~と、内容を見てみると
〈総合順位〉 21位
〈安全〉 1位
〈教育〉 2位
〈収入〉 6位
〈住居〉 25位
〈健康〉 29位
〈ワーク・ライフ・バランス〉 34位

NHKの記事では詳細が分かりませんが、OECDのサイト(ここ)をみると分かります。
安全の1位は良いとして、教育の2位はこのところの様子を見ていていると少々買いかぶり過ぎか。収入の6位もまあ妥当。住居の25位もまあ仕方ないか。住居の評価項目をみると、1人当たりの面積、設備の充実、住居費の占める割合なので、設備はともかく他の二つでは分が悪い。
しかし、健康の29位とワーク・ライフ・バランスの34位とはどういうことか?
健康では、日本より下はトルコ、韓国、ブラジル、メキシコ、エストニア、ハンガリーとなっている。評価項目を見ると、平均寿命では3位、もう一つの健康の自己申告が最下位で足を引っ張っている。寿命が長く、肥満も少ないと思われるのに、自分を健康だと思っている人が30%しかいない。ちなみに1位はアメリカで90%。ある意味幸せな人たちである。
近頃(というか、我々の世代としては生まれてこの方)の健康ブームは少々異常で、不安をあおり過ぎだと思うのだが、その結果がついにこういう状況に。
ワーク・ライフ・バランスでは、日本は長時間勤務で下から二番目。最下位はメキシコ。レジャーに使う時間も下から5番目。ちょっと下過ぎではないか。統計の取り方が違うんじゃないか? ちなみに生活の満足度というのも26位(くらい)で下の方。

これについての論評はもう少しちゃんとしてみたい。


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