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装丁で損をしている。
機械との競争に人類は負けているという経済学者の話。

機械との競争は昔からある。農業従事者は今や人口の4%に過ぎないがかつては半分以上が農家だった時代もある。産業としての衰退もあるが、機械化によって省力化が進んだのが大きい。農業における労働力として人類は機械に負けた。かつては人がやっていた仕事で世は溢れている。負けた人類はいったんは失業するわけだが、これまでは社会変化の中で新しい産業を興したりして吸収されてきた。この人たちに仕事を創るのが、20世紀の政治の主要課題だったのではないか。
筆者らの主張は、機械による効率化・省力化、また人にしかできないと思われていた分野への進出速度が速すぎ、新しい分野の立ち上がりが追いつかず、失業が増えている(機械との競争に負ける)というもの。結果として、機械を上手く使い富を築く勝者と、機械に負けた敗者に二極化しているというもの。現在起きている状況をよく説明できていると思う。
それでは人間はどういう分野に進むべきか(機械に負けない分野)ということも最期に書かれているが、この部分は少々迫力不足。王道に近道亡しということか。

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