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関西では、お寺にお参りに来られたかへの声がけに「よう、お参り~」と言ったりする。「よくぞお参りくださいました」を関西風に言っているのだが、これにあたる言葉が埼玉では見あたらない。「どうもご苦労様です」ということが多い気がするが、内心お寺に来て苦労してもらっては都合が悪いなあ~と思っている。リフレッシュして徳を積んだと機嫌良く帰ってもらうのが本来の姿だろう。徳を積んで帰るのだからそれを褒めてあげる。なので「よくぞお参りくださいました」なのである。夏であれば「お暑うございます」と言ったりもするが、暑いところで、暑いですねと再確認したところで、一体なんの意味があるのだろう。ま、挨拶に意味は無いのでそれでも良いのだが、これだとお寺という非日常感がない。はっきりと標準語で「よくぞお参り!」というのも、少々歯切れが良すぎて挨拶としては向こうもびっくりしてしまいそうだ。

そんなこんなで、はやりここは、関西風の「ようお参り~」が一番と思っている。境内で声をかけられたら、褒められ励まされているんだとと思って頂けるとありがたい。


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