本日はお盆の初日、迎え火を行う日です。極楽に往生した仏さんたちも、地獄に落ちた亡者たちも、このお盆には地獄の釜の蓋が開くというように、この世に戻ってきます。その目印が迎え火というわけです。
お盆の行事は、餓鬼道に落ちた母親の救済を通じ、ご先祖様への感謝や利他、一族の繁栄を祈る行事ですが、7月16日（8月16日）が閻魔賽日（閻魔大王がお休みする日）ということもあり、地獄から亡者も抜け帰ってくるという話が一緒になったようです。
境内では、早い方は朝5時に迎え火をもらいに来られました（オフィシャルには６時からですが）。
皆様のこの功徳があまねく世界に広がり、この世がより良くなりますように。
合掌 副住職
