メジロと渋柿

見習い君がコラムを書いてくれるおかげで、更新が随分と楽になりました。先日のテーマはお寺とクリスマス。坊さんの修行で同期だったS君の修士論文のテーマは「日本におけるクリスマスの受容プロセス」について。お寺育ちとしては、なぜキリストの誕生日は日本で受けて、お釈迦さんの成仏(あるいはスジャータの供養)は受けなかったのか、よほど気になったんでしょう。
彼の修士論文は1ページあたりの行数が足らず、大学の事務から規定の文字数に達していませんと門前払いをされて留年、一年間は大学に受容されないというおまけ付きでしたが、おかげさまでクリスマスの成立については僕も随分と詳しくなりました。

お寺あるあるとして紹介された、「寺でクリスマスはやらん!」というのは、僕も同じですが、それほど理不尽とも思わなかったのは、それなりに大人になっていたのか、はたまた別のお寺あるある、寺の小僧はお年賀の客人からたんまりとお年玉をもらってホクホクになる正月が控えていたからなのか。残念ながら頭がだいぶ惚けてきて記憶が定かでありません。なので親からはお年玉をもらったことがないのですが、これもお寺あるなるなんだろうか。

さて、お寺には渋柿の木が何本かありますが、昨年しっかりと剪定をしたせいか、今年はたわわに実が成りました。しかし如何せん渋柿。たわわに成りすぎて実が小ぶりなせいか、渋抜きしてまで食する気にならず鳥のおやつとなりました。メジロも数羽まじって美味しそうに啄んでいました。

このところ、境内で見かける鳥の種類も増えてきたように感じます。
参詣の折にぜひ見つけてみてください。

来年が皆様にとってより良い年になりますように。

その前の28日は昼ごろにお鏡餅づくり。
除夜の鐘でもお待ちしています。

合掌