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焔魔堂改修に寄せて

 嘘をつかないように、子供を諭す時、「嘘をつくと、閻魔さまに舌を抜かれる」といわれることがあります。一体、その閻魔さまとはどんな存在(大王)なのでしょうか。

 閻魔さまは冥界(あの世)の王、あるいは地獄の王といわれる存在です。人は亡くなると、七日七日ごとに、「仏の国に生まれるか、地獄に墜ちるかの裁判を受けます。そして三十五日目に行われる閻魔さまの裁判では、「渡しは決して悪いことはしていません」といっても、そこにある瑠璃の鏡によって、生前の罪が全ておみとうしになります。結局、閻魔さまの裁判を無事、通過することができれば、極楽往生間違いなしということです。だから三十五日の供養が大切にされてきたし、閻魔さまへのお願い、信仰も盛んになったということです。
 閻魔さまの大好物は蒟蒻(こんにゃく)だそうで、よくお供えされます。
 正塚婆(しょうつか婆)は閻魔さまの奥さんともいわれ、立て膝をして、怖い顔をしています。三途の川を渡る人の衣服を剥ぎとる老婆のため、奪衣婆といわれます。何のために、衣服を剥ぎとるかといえば、その罪のついた服を木に掛け、その人の罪の重さを量るからです。ただ、六文銭を彼女に渡した人は、衣服を剥ぎとられないといわれています。

閻魔さまや奪衣婆によくお願いして、来世も幸せでありたいものです。

合掌 住職

(山外に地域の皆さんがお祀りしている焔魔堂があります。この度改修されたのを記念し。)


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