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切子提灯といいます。お盆の迎え火として本堂の前に下げる定番の提灯です。
こういった提灯を作れる職人さんも少なくなってしまい、あちこちの仏具屋さんに問い合わせても、良い返事はなく、京都の表具師さんにも当たってもらったのですが、「最後の職人が四国にいる」というような返事で逡巡しておりました。しかし結局頼りになったのは、檀家でもある大工の武井さんで、写真を見ながら試行錯誤して完成させてくれました。

この切子提灯は、複雑な形をしていますが、ほとんどの材の寸法が同じで、そこに何か意味が込められたのかも知れません。何年か前に、ハノイの空港にも同じような提灯が飾られていて、調べて見ると世界中の仏教国で見られる形のようです。もっとカラフルでしたが。

本来は七月八月のお盆から下げるものですが、5月の連休中に試験的にぶら下げてみました。