檀信徒の皆さま
師走に入りましたが、皆さまには如何お過ごしでいらっしゃいますか。
日常生活の事柄を始めとする、様々な社会の変化には驚かされます。特に加須の大通りにあった家が取り壊され、更地になった状態を見ると、加須は一体、どうなってしまうのか、心配にもなってしまいます。でも、私たちの先祖は、冷害、水害、旱魃、地震、一揆など様々な困難にあいながらも、神仏のご加護をいただきながら、それらを乗り越えてやってきました。ですから、次の世代の人たちも必ずや今の困難を乗り越え、新しくユニークな加須を、いや日本を創造していくと信じます。
さて、龍蔵寺におきましては、十分ではありませんが、お参りにおいでになりましたら、安らかな気持ちになって帰られますよう様々に努力しているつもりです。少しでも元気になられて、お帰りいただけましたら、幸甚です。
除夜の鐘は例年のごとく、十時から十二時八分までです。
平成二十九年が、よい年でありますようにお祈りします。
龍蔵寺 住職
由木 義文
