TEL:0480-61-0850
FAX:0480-62-7900
info@ryuzoji.jp

今度は由木観宏上人の前の住職、第24世進譽精随上人の来歴書を見つけました。この形式は明治政府が全国の寺院に提出させた「寺院明細帳」に典型的なもので、寺の開基由緒と歴代住職の履歴を記録したものです。

署名に壬申57歳とあるので、明治5年であることがわかります。

広島県管轄の安芸国沼田郡広島の士族・大谷義蔵(故人)の三男
文政7年(1824)広島の鷹匠町にある清住寺で得度。
天保6年(1835)には、東京府管轄の芝増上寺で修学した。
嘉永2年(1849)埼玉県管轄の武蔵国埼玉郡酒巻村慶巌寺へ入寺。
安政6年(1859)当寺(龍蔵寺)へ転住。
嘉永5年(1852)勅許により香衣を賜る。

とあります。
由木観宏上人が住職になるのは、明治7年なのでこの2年後。
この次のページには26歳と27歳の弟子、随運と正龍が龍藏寺には居たようなのだが、この二人はどこに行ったのだろうか。

「龍藏寺の歴史」には、この人は「龍藏寺以外の場所に埋葬される」とある。年齢的にはこの地で遷化しそうな気がするが、何があったのだろうか。