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これはなかなか奥深い言葉です。

同=共に
称=唱える
十=10回
念=念仏

というだけのことなのですが、法然上人の教えが詰まっている。

お念仏は「南無阿弥陀仏」と唱えることです。
その意味は、「阿弥陀様にお任せします」ということであり、阿弥陀様を信じるということです。
つまり、口に出して声に出して「信仰の告白」をしているわけです。

阿弥陀様は、「我が名を唱え、救いを求める者はすべて救う」と約束されました。その誓約を信じ、それに応えてその名を唱えるのが浄土教の信仰であり、行ということになります。

ですのでその誓約を信じるか信じないかという入口に、とてつもないハードルがあるわけですが、それを越えた証が、称念ということになります。

一回ではなく十回、百回ではなく十回。
恐るおそる口にしてみる一回。闇雲に多く唱える百回。いずれでもなく、心を込めた十回を大切に。

そして自分だけでなく、家族も、友も、その他大勢も。共に阿弥陀様の元に行こう、という思いが、同称十念には込められています。

法事や葬儀、お念仏の会で、導師から「同称十念~」と声がけされることがあると思います。
その呼びかけに応えられるかどうか、それはそれぞれの縁、それぞれの機によるわけですが、素直に心に従ってみてはどうでしょうか。