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山門の修繕に向けて、文化財指定も視野に早稲田大学の小岩研究室に調査を依頼しています。調査は昨年の夏に行われましたが、今日は棟札の確認のための追加調査。
嘉永6年に羽生から移築されたことは文献が残されていますが、創建がいつかなど分かっていません。遡れる資料を探したのですが、残念ながら発見ならず。
嘉永6年、明治23年、大正7年の棟札を確認。

楼閣形式の山門ですが、中はこんな風になっています。
外に向かっては観音様、内に向かって阿弥陀様が鎮座し、参拝者を見守っています。
閻魔大王もおられます。
小さな厨子は、西国、秩父、板東の札所巡礼のミニチュアで、直接行かれない方にも御利益があるようにと作られたもので、これも下を通る参拝者の御利益を願ってのものです。