龍蔵寺が所蔵している、観経曼荼羅(俗にいう当麻曼荼羅)を新盆法要に合わせて開帳しました。
観経曼荼羅は、観無量寿経に基づいた変相図で、有名な王舎城の悲劇と阿闍世や提婆達多、母の韋提希夫人の物語。また、霊鷲山でお釈迦様が説かれた極楽浄土の様子を、絵コンテのような形で分かり易く説明したものです。おそらく、これを指しながら、極楽とはこういう所だ、こうすれば行けるのだと、説明するために使ったのだと思います。
江戸時代に観経曼荼羅ブームがあって、多くの寺が寄付を募って拵えたり購入したりしたようです。
9月17日の施餓鬼法要でも開帳しますので、是非お立ち寄りください