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一月は 親戚や友達関係の往来が多いことから、仲睦つましい月、すなわち睦月とする説が有力なようです。小生も昨日、九州大学時代の学生さんらと遅い新年会がありました。同時に大阪でも新年会をやっていたようで、想定外の声を聞くこともできました。

さて、仏道の修行の一つして布施行があります。自分の持っているものを他人に与えることにより得を積みます。しかしものを持っていない人はどうやって得を積むのか? そういう疑問に応えるのが法然上人の念仏だったわけですが、そのほかにも無財の七施といわれる布施行があります。「雑宝蔵経」に説かれている以下の七つです。
  1. 眼施
  2. 和顔施
  3. 言辞施
  4. 身施
  5. 心施
  6. 床座施
  7. 房舎施

詳しくは、ネットでググってください。
この中でも私は特に和顔施が好きです。特に簡単なようにも思うのですが、人というのはこれさえもなかなか常には実行できません。床座施は座席や地位を譲るという行ですが、疲れている時なんかは、我先にと電車に駆け込んでしまいます。
もっとましな人間になりたいと、まだまだ念仏を唱える日々が続きそうです。

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