日本は法治国家なの? どこまでが現場裁量?

今年は免許の更新の年。車に乗る機会が減ったせいか今回でゴールドに復帰。
誕生日もほぼ一ヶ月が過ぎ、そろそろ更新しないと無効になってしまうので、近所の警察署に朝一番で出かけた。小生は今年、下の名前を坊さん名に合わせて戸籍も改名したので、免許の更新も少々ややこしい。更新手続きに必要な書類欄には、そういう場合は「本籍記載の住民票(コピー不可)」を持ってこいとなっている。しかしよく見ると、その下に取り消し線で消された「又は外国人登録証明書」等との文字が見える。改名後の手続きで取り寄せた戸籍謄本の残りがあったので、「等」があるってことは(一応、「等」も取り消し線で消されている)、融通が利くのでは無いかと、免許センターに問い合わせるとそれでも良いとの返事。
そういう経緯があって今日の窓口である。窓口のお姉さん(婦警さんなのかな?)に戸籍謄本を見せると「本籍記載の住民票」でないとダメです、即座に必要な書類欄を指さして却下。う~ん面倒くさいなあ~。ここで引き下がると、市役所に行ってなんやかんやで一時間以上ロスしてしまう。何より事前に問い合わせた対応と違うではないか。「免許センターに問い合わせたら、戸籍謄本でも良いといわれました。念のため免許センターに確認して欲しい」とお願いすると、かなり嫌そうな顔をされたが、さっさと対応はしてくれた。向こうでも即答はできないのか、折り返し電話します的な雰囲気で、ちょっと待っていてくださいとのこと。15分ほどが過ぎ、市役所に行った方が速かったかな~、と思い始めたところで声がかかり、「せっかく謄本をお持ちなので、今回はこれでも大丈夫です。次回はちゃんと住民票をお持ちください」となった。よしよしと。窓口のお姉さんはかなり納得いかない様子。「いつ頃問い合わせたんですか~」と写真撮影の時に聞いてきたりした。
「次は」って、そうそう名前を変えるかい! と内心思いつつ、この対応は、これはこれで問題があるんじゃないかという思いが、むくむくとわき起こってきた。
「次回はちゃんと持ってきてください」という姿勢には、悪いのは僕で今回はお上の特別な計らいで許してあげようという上から目線が感じられる。こっちとしては「ちゃんと」問い合わせをして確認しているのである。よく考えれば「ちゃんと」すべきは警察の方ではないか。
そもそも本当にダメで、免許センターの対応がいい加減だったのなら正すべきだし、融通がきくのであれば、現場での対応をもっと徹底すべきである。
確かに「本籍記載の住民票」でなければならないのなら、今回の「特別」な計らいは、どのような権限でもって法律を無視して、現場裁量でなされたのか、かなり怪しい。
僕からすれば、窓口のお姉さんの不機嫌はお門違いではあるが理解できる。そもそも本当に問い合わせたのか疑っているだろうし、特別に許した免許センターの対応にも不満だろう。この辺をちゃんと明確にしないと、まさにコンプライアンスの問題でもあるし、現場の志気にも関わると思うのだが。
僕としては、市役所に書類を取りに行かずに済んで万々歳なのだが、どうもすっきりしない免許更新でした。

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