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近所の理髪店に散髪に出かけた。いつもはバリカン片手に自分で刈っているのだが、たまに床屋でおでこや耳たぶなんかを剃ってもらわないと、どうも気になってしまう。最近はやたらと耳毛も伸びるようになった。
僕の顔を剃りながら、店の主人が「龍蔵寺はドラゴンボール発祥の地なんでしょう」と恐ろしいことをつぶやく。縁がないわけではないのだが少々飛躍が過ぎる。確かに名前にも龍が入っているけどね。
龍蔵寺の発祥は、こちらに詳しい。

龍蔵寺の歴史


鳥山明は名古屋出身なので地縁もない。埼玉は最近、アニメの原作の地として調子に乗っているので、誰かが便乗したのかも知れない。縁がないわけでもないので、少し正確な話を書いておこう。発端は、あの東映漫画祭り。
Dr.スランプ アラレちゃんやドラゴンボールは夏の特番として、本編とはストーリーが違う映画を作っている。今年もあるようだけど。ピカチューやクレヨンしんちゃんでやっているあれである。その名物プロデューサーに七條敬三という人がいた。この人が実は龍蔵寺住職婦人の実兄とつながりがあった。住職は、若いときから舞台の脚本やエッセーを書いたりと多才な人なので、それが縁で一本書いてみることになった。その評判が良かったので、その後テレビシリーズの脚本や原案なんかも手がけている。
改めて見ると、結構書いてるな~。

そんなことで、龍蔵寺とドラゴンボールは、直接的な関係は薄いのですが、特番に描かれている本編とは少し違った世界観には、加須で育った宗教学者兼脚本家の影響が強く見られるわけです。

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