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仏壇を新調するに伴い、ご本尊の仏様も新調される場合、開眼供養という法要を営みます。仏の形をした彫刻から、信仰の対象である仏様にする。そういう仏事です。阿弥陀様は西方極楽浄土におられるわけですが、いつでもお越し頂けるように、道を繋げる。あるいは電話回線を開通する、そんなイメージでしょうか。開眼法要はお仏壇が整った段階で、お仏壇のある場所で行うのが通常ですが、仏像をお寺にお持ち頂ければ本堂で開眼の儀式を執り行うことも可能です。時間は十五分ほどです

古いお仏壇を新しくする

古いお仏壇を新しくされる場合は、お仏壇を処分される前に、いったん発遣(閉眼)法要を行います。魂抜きともいいます。いったん仏様から仏像に戻すことで、移動したり保管したりすることが失礼にならないようにします。お仏壇ができましたら、改めて開眼法要となります。

新居でお仏壇を新調する

仏壇店などで、浄土宗信徒・檀家であることを伝えご用意ください。お仏壇の安置後、開眼法要をお寺にお申し込みください。

古いお仏壇を新しくする

まずは古いお仏壇・ご本尊様を壊したり捨てたりする前に発遣法要を行います。その後、新しい仏壇かできましたら開眼供養を行います。新しいお仏壇が別の場所であれば、発遣法要と開眼法要を同日に行うことも可能です。

お仏壇のお引っ越し

お仏壇をお引っ越しされる場合は、引っ越しの前に発遣(閉眼)法要、新居に移った後に、開眼法要を行います。同日でも別日でも構いません。

お位牌の整理

お仏壇を新調したり、整理されたりする場合、併せて古い位牌を整理される場合があります。その場合も同様に開眼の法要を行います。お位牌の数が多く、整理されたい場合は、「〇〇家先祖代々」というご位牌にまとめて合祀されるとよいでしょう。無ければ新調して合祀します。記録が途絶えないよう、過去帳にお名前があるかを確認し、なければ改めて書き入れます。

お布施について

お仏壇の新調はお祝い事ですので紅白の封筒でお納めください。金額はお仏壇の購入価格の一割程度が目安です。